株式会社JOYCLE(代表取締役:小柳 裕太郎、本社:愛知県中村区、以下「ジョイクル」)は、老健施設・国立あおやぎ苑に小型アップサイクルプラントに特化したデータ管理プラットフォーム「JOYCLE BOARD」の提供を開始したことをお知らせいたします。
<ご参考>JOYCLE BOARDのプレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000118557.html
目次
【老健施設・国立あおやぎ苑について】
国立あおやぎ苑は、介護老人施設の使命である在宅復帰・総合的なケアサービスの提供・地域に開かれた施設としてケアハウスを併設し、質の高いサービスを提供し、皆様に安心してご利用いただける施設を目指しています。
平成30年10月には、在宅復帰・在宅支援機能が高いと認められた施設として「超強化型」に認定されました。
<ご参考>公式サイト:
https://aoyagien.or.jp/facility/aoyagi
【導入に至る背景】
近年急激に生産量・廃棄量が増している「大人用おむつ」(※1)は使用後に重さが4倍になるとされ、多くの水分を含み、焼却炉負担が増えるため、処理体制への懸念が増しています。加えて、介護老人施設においては廃棄コストや人手不足等の課題が顕著であり、その解決が求められてきました。
介護施設運営上の課題解決に加え、昨今の環境改善や資源化に対しても積極的に取り組んでいくことを目指して、アップサイクルプラント(※2)の試験的導入に踏み切りました。
まずはその第一段階として、小型アップサイクルプラントに特化したデータ管理プラットフォーム「JOYCLE BOARD」にて二酸化炭素量やコストカット効果の可視化を進めています。
<ご参考>老健施設・国立あおやぎ苑のアップサイクルへの取り組みをお取り上げいただきました。
https://www.tv-tokyo.co.jp/zenryoku-innovators/backnumber/index.html?trgt=20240406
【医療法人社団国立あおやぎ会 常任理事 中川進氏より】
介護老人施設が自前で廃棄物処理でき、廃棄にかかるコスト削減がかなうことは大変助かります。当施設では、実証実験にも参画しています。
また、従来の処理方法と比べてどれくらいCO2排出を減らせているかを自動計算する仕組みにより、地球温暖化等の環境問題の解決に寄与できていることを可視化できている点にも魅力を感じました。
(※1)一般社団法人日本衛生材料工業連合会統計資料より。2021年から2022年にかけては、生産枚数において約5%の伸びがあった。近年、その生産量は増加し続けているhttps://www.jhpia.or.jp/data/data6.html
(※2)アップサイクルとは、本来は捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生すること。「創造的再利用」とも呼ばれる。当社は、これら「ごみを資源やエネルギーに再利用できる小型装置」を「アップサイクルプラント」と定義し、産業廃棄物を排出する事業者むけに普及を図っている。
【小型アップサイクルプラントに特化したデータ管理プラットフォーム「JOYCLE BOARD」とは】
小型アップサイクルプラントにIoTセンサーを取り付け、取り込んだデータを分析することで、廃棄物処理に関する装置の費用対効果・ESG貢献度を含む環境対効果を可視化でき、CO2削減によるカーボンクレジットの生成も可能としていく予定です。
また、遠隔監視を可能にすることで現場のオペレーションやメンテナンスを簡易にします。
今後は、プラントの温度遠隔監視による遠隔操作やゴミの適切な投入タイミングのリマインド機能にも遠隔監視データを活用していく予定です。
医療法人社団 国立あおやぎ会について
理事長 大冨眞吾
法人設立年月日 平成9年2月24日
所在地 東京都国立市青柳3-5-1
電話番号 042-526-5100
ホームページ https://aoyagien.or.jp/
株式会社 JOYCLEについて
当社は小型アップサイクルプラントに関するプラットフォームの提供を通じ、当社ビジョンである「資源と喜び(JOY)が循環する(CYCLE)する社会の創造」を目指します。
代表 小柳 裕太郎
創業 2023/ 03
事業内容
・小型アップサイクルプラントに特化した
・コンサルティング・データプラットフォームサービスの提供
所在地
・名古屋本社
〒453-0872
名古屋市中村区平池町4-60-12
グローバルゲート
・東京事務所
〒105-0001
東京都港区虎ノ門1丁目17番1号
虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
環境エネルギーイノベーションコミュニティルーム